東野圭吾さんの「魔球」を読みました。
昭和30年代を舞台にした物語です。
ある電機製造メーカーのトイレに爆弾のような物が仕掛けられた。
早速、警察が動き出した。
地元の高校が甲子園に出場した。
しかも、超大物投手を要して、甲子園常連校との1回戦。
9回2アウト。1-0で勝っている。
しかし、エラーなどで、結局敗れてしまう。
甲子園から帰ったあと、キャッチャーをしているキャプテンが、
何者かに殺害されてしまう。
殺害と、爆弾。意外なところからこの2つの事件が絡み合っていきます。
昭和30年代の時代背景、人間関係などを下に、
非常にミステリー寄り(現在の作風に比べて)に仕上がっています。
すごくよい作品です。
最後に物悲しくなってしまったのは、私だけでしょうか?
展開や文体も読みやすく、お勧めです。
評価:★★★★
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年9月6日
- 読了日 : 2010年9月6日
- 本棚登録日 : 2010年9月6日
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