魔球

著者 :
  • 講談社 (1988年7月1日発売)
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本棚登録 : 186
感想 : 18
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東野圭吾さんの「魔球」を読みました。

昭和30年代を舞台にした物語です。


ある電機製造メーカーのトイレに爆弾のような物が仕掛けられた。

早速、警察が動き出した。


地元の高校が甲子園に出場した。

しかも、超大物投手を要して、甲子園常連校との1回戦。

9回2アウト。1-0で勝っている。

しかし、エラーなどで、結局敗れてしまう。


甲子園から帰ったあと、キャッチャーをしているキャプテンが、

何者かに殺害されてしまう。


殺害と、爆弾。意外なところからこの2つの事件が絡み合っていきます。


昭和30年代の時代背景、人間関係などを下に、

非常にミステリー寄り(現在の作風に比べて)に仕上がっています。

すごくよい作品です。

最後に物悲しくなってしまったのは、私だけでしょうか?

展開や文体も読みやすく、お勧めです。


評価:★★★★

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年9月6日
読了日 : 2010年9月6日
本棚登録日 : 2010年9月6日

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