来談者中心療法とは、アメリカの心理学者ロジャーズが創始したカウンセリングの1つの手法のこと。来談者中心療法は理論や目的が明確になっている一方で、技法はセラピストの人格に一任されているという点が特徴なのですが、この本を読んだことで、その意味の大きさを深く知ることが出来ました。この本は来談者中心療法の歴史や理論が説明されている「解説編」と、実際のカウンセリングを記録した「事例編」の2部構成になっています。専門用語も多く出てきますが、心理学の基礎知識がある人には読みやすいです。
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- 感想投稿日 : 2009年2月22日
- 読了日 : 2009年2月22日
- 本棚登録日 : 2009年2月22日
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