本当はひどかった昔の日本: 古典文学で知るしたたかな日本人 (新潮文庫)

3.26
  • (3)
  • (10)
  • (17)
  • (1)
  • (3)
本棚登録 : 177
レビュー : 22
著者 :
hongoh-遊民さん エッセイ   読み終わった 

とかく、昔はよかったと(特にお年寄りー読み手も含む笑)口にしてしまう人々に、著者は古典を解説しながら、そんなことはありませんと、解き明かす。
『古事記』から始まり、『日本霊異記』『宇治拾遺物語』、果ては『枕草子』『源氏物語』まで、日本の古典を渉猟し、原文と現代語訳を並列してくれる。
そして、育児放棄や児童人身売買、ストーカー殺人や動物虐待の話など、古典にも記されており、けっして現代だけの事件ではなく、いずれも昔からあった出来事で、昔のほうがむしろ残酷だったと、著者は明かす。
それにしても、巻末に掲げられた主要参考文献の膨大さには、圧倒されてしまう。

レビュー投稿日
2017年10月24日
読了日
2017年10月23日
本棚登録日
2017年10月24日
9
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『本当はひどかった昔の日本: 古典文学で知...』のレビューをもっとみる

『本当はひどかった昔の日本: 古典文学で知るしたたかな日本人 (新潮文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『本当はひどかった昔の日本: 古典文学で知るしたたかな日本人 (新潮文庫)』にhongoh-遊民さんがつけたタグ

いいね!してくれた人

ツイートする