選挙小説というジャンルがあるなら、この作品もその一冊といえようか。
選挙は、当選か落選かで、天国と地獄ほどの差があり、その当落そして開票へ向けての行動はドラマになり、小説の好材料。
実在の夕張市を登場させ、架空の財政破綻市=幌岡市で、多選市長の阻止に向けて立ち上がる若手市議の選挙戦は、読み手を熱くする。
希望を言えば、小説としては尻切れトンボみたいで、もっと選挙戦についてページを膨らませてほしかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
選挙小説
- 感想投稿日 : 2013年12月16日
- 読了日 : 2013年12月15日
- 本棚登録日 : 2013年11月1日
みんなの感想をみる
コメント 2件
hs19501112さんのコメント
2014/01/06
honno-遊民さんのコメント
2014/01/06