豆の上で眠る (新潮文庫)

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本棚登録 : 3873
レビュー : 378
著者 :
hongoh-遊民さん 現代小説   読み終わった 

この題名は、どういう意味だろう?誰でもが、そんな疑問を持ちながらこの本を手に取ったことだろう。
そして、このアンデルセンの童話のフレーズは、物語の中でたびたび登場し、進行上重要な役割を果たしている。
それにしても、登場人物の心理の襞を微に入り細に入り詳述する著者の手練手管には、相変わらず翻弄されてしまう。
語り手となる結衣子とともに、読者もざわざわとした気持ちのまま、真相は?と、頁を捲らざるを得ない。
「本ものって、なんですか」。
最終頁のこの言葉は、あらゆる局面で、それぞれの立場で、全ての人への問いかけとなるだろう。

レビュー投稿日
2017年7月21日
読了日
2017年7月19日
本棚登録日
2017年7月21日
5
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