湯川秀樹歌文集 (講談社文芸文庫)

  • 講談社 (2016年10月8日発売)
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感想 : 3
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歌文集とあるように、湯川秀樹の短歌(本人は、「和歌」と呼んでいた)とエッセイを収録した1冊。老子、荘子、源氏物語など古典への深い造詣や内省的な人柄が窺える。

収録されている歌集『深山木』は京大退官記念の私家版で、文庫として手軽に読めるようになったのは、うれしい。外出先でのものが多いが、原爆投下を詠んだ一首が、物理学者・湯川の作品であるだけに、印象的であった。

この星に人絶えはてし後の世の永夜清宵何の所為ぞや

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年2月23日
読了日 : 2022年2月23日
本棚登録日 : 2022年2月23日

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