一千年後に届けたい短歌を集めた本。115人の短歌がよめる、豪華さとお得さが魅力。
短歌はよむけど書けない、完全な読者目線で、すきだな合うなというものを探しながらページを繰っていった。同じ作者のものでも好きなのとそうではないのがあったり、生きた時代が違うなあと感じたり、逆に、全く違う時代を生きた人の歌なのに分かる、も思ったり。
小説を読むときよりも、分かるなあ、とか、好きとか嫌いとか、気持ちに寄り添うというか…短歌は、感情的に読書ができる。
小説で時々起こされる、感情が渦巻いてどうしようもなくなるような爆発ではなくて、短歌を読んでいるときは、自分の感情が微振動し続けている感覚。気持ちいい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年5月28日
- 読了日 : 2018年5月28日
- 本棚登録日 : 2018年5月28日
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