学校でも駆け足で習う近代・現代史。
今を生きている僕たちには一番必要なところなはずなのに…。
と、いうことで、『社会主義vs資本主義』という対立の視点で分かりやすく説明してくれる。
ラジオの構成作家だけ会って軽妙な語り口でスラスラと読める。スルスルと理解できる。
人間関係や苦悩やドラマがあると、偉大な人物も一人の人間として感じることができ、世界史が大の苦手な僕でも楽しく読むことができました。
感情を入れすぎない冷静な視点がいい!
しょせん資本主義だの社会主義だのといったって、権力が集中すれば腐敗がおき、富は集中し、一般庶民の生活は苦しい。
いったいどっちがいいのかなんて分からないけれど、世界は意外と偶然の上に成り立っている危ういものなんだなぁと感じた。
日本ってうまくやれば、バランス感覚のいい、すごく頼られる国になると思うんだけど。
少ししたら絶対忘れてしまうと思うから、ことあるごとにパラパラめくりなおしていきたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
勉強
- 感想投稿日 : 2012年8月14日
- 読了日 : 2012年8月14日
- 本棚登録日 : 2012年8月14日
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