皇位継承のあり方: “女性・母系天皇”は可能か (PHP新書 382)

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  • PHP研究所 (2006年1月1日発売)
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感想 : 4
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 皇室典範改正問題について論じる書。結論としては、男系男子継承を優先しつつ、女性宮家を創設し、女性天皇・女系継承の道も開くべきというもの。この結論は、私の意見とほぼ同じであり、至当なものであると思う。
 皇位継承をめぐる歴史的な背景の記述が厚く、皇室典範改正問題を考える上で示唆に富む。特に、宇多天皇即位をめぐる事情や、『大宝令』・『養老令』に「女帝」という語が明記されていたことなどは興味深かった。
 ただ、既出の論文を集めたという本書の性格上、内容に重複があったり、各章の関連性がわかりにくいという点と悠仁親王誕生を反映していない点が悔やまれる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2009年11月30日
読了日 : 2009年11月30日
本棚登録日 : 2009年11月30日

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