スウィングしなけりゃ意味がない

著者 :
  • KADOKAWA (2017年3月2日発売)
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本棚登録 : 485
感想 : 69
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ナチの非道はドイツ国内のドイツ人に対しても容赦ない.その中で金持ちの特権を隠れ蓑にジャズを愛しギリギリの青春を謳歌するエディ達おぼっちゃま軍団.どんな状況でもスウィングを忘れずしぶとくしたたかに生き抜いていく,軽いのりで不良のようにふるまいながらも,絶対に戦争には行かないという強い意志には心揺さぶられた.そして,収容所の人々が描かれている反戦物として強く訴えるものもある.ジャズの名曲の数々,また「死の島」素晴らしいです.

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 戦争
感想投稿日 : 2017年6月21日
読了日 : 2017年6月21日
本棚登録日 : 2017年6月14日

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