ナチの非道はドイツ国内のドイツ人に対しても容赦ない.その中で金持ちの特権を隠れ蓑にジャズを愛しギリギリの青春を謳歌するエディ達おぼっちゃま軍団.どんな状況でもスウィングを忘れずしぶとくしたたかに生き抜いていく,軽いのりで不良のようにふるまいながらも,絶対に戦争には行かないという強い意志には心揺さぶられた.そして,収容所の人々が描かれている反戦物として強く訴えるものもある.ジャズの名曲の数々,また「死の島」素晴らしいです.
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
戦争
- 感想投稿日 : 2017年6月21日
- 読了日 : 2017年6月21日
- 本棚登録日 : 2017年6月14日
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