『ごん狐』を始め『おじいさんのランプ』『最後の胡弓弾き』など14の作品を収録した新美南吉童話集。
昨年2013年に生誕100年の節目を迎えた著者の作品を折角なので読み直してみました。落ち着きと温かみのある作風は時代を経ても全く色褪せず、その情景が鮮やかに目に浮かびます。一つ一つの作品は短いものの、優しさと切なさの余韻を残す美しい作品ばかり。
とある書評で「心が洗濯されるよう」という感想を目にしたがまさにその通りだと思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2014年3月19日
- 読了日 : 2014年3月19日
- 本棚登録日 : 2014年3月6日
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