左近の桜シリーズ第2作。と知らずに2巻目から参戦。主人公・桜蔵が様々な人外の妖しに好かれ、誘惑され、現世と異世界を期せずして行き着することになる。
BL要素満載。出てくる妖しは魅惑的で積極的、現世の男性も女性も不敵な笑みを蓄えるような影ある人物ばっかり、当の桜蔵本人も「いやだ」と嫌がる(喜ぶ?)素振りを見せるツンデレ系の色男だし。なんかもう。
時代背景・情景とも、昭和初期のクラシカルな雰囲気には引き込まれた。個人的にはストーリーより雰囲気が楽しめる作品でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2013年4月1日
- 読了日 : 2013年4月1日
- 本棚登録日 : 2013年4月1日
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