自分の小さな「箱」から脱出する方法

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本棚登録 : 7856
レビュー : 1002
放浪金魚さん 社会   読み終わった 

「きみには問題がある」――上司に突然こう言われたら……?会社や家庭で起こるトラブルの原因は自分の「行動」にあるかもしれない。良い家庭、良い会社、良い社会になるためにどんな振舞いをするべきか。

上司バドと主人公“わたし”の会議室でのやりとりを通して、日常の問題点を紐解いていきます。攻撃的な態度や口調になる、相手の一度のミスを逆手にレッテル貼りをする……気持ちに余裕がない時ほどついやってしまう行動がいくつか頭に浮かび、バドの柔らかくも的確な指摘がぐさぐさと胸に刺さります。
ストーリー仕立てになっていて、読み手も“わたし”と一緒に疑問点をひとつひとつクリアにしていく展開です。状況を好転させたいときに取るべきアクションとは、まず自分が「箱」の外に出ること。そして「相手を変える行動」ではなく「自分を変える行動」を取ること。自分自身を客観的に捉えるという点で良いきっかけを与えてくれる本だと思います。

ただ個人的に、世の中には「距離を取った方がいい人」も一定数存在すると思っています。そうゆうタイプの人と接して悩んでいる人には、本書が提示する「自分の行動を直す」「自分が変われば相手も変わる」という考え方に囚われず、さっさと逃げてほしいと思わずにはいられませんでした。
周囲と良好な関係で、心穏やかに日常を送りたいですね(しみじみ)。

レビュー投稿日
2017年12月19日
読了日
2017年12月15日
本棚登録日
2017年12月3日
7
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