(011)わたしが正義について語るなら (ポプラ新書)

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本棚登録 : 731
レビュー : 105
放浪金魚さん 新書   読み終わった 

2013年に亡くなられたやなせたかし氏が、「未来のおとなたちへ」として思春期を迎える児童向けに執筆した“正義”論。生い立ちや実体験を通して学んだ“正義”とは、そして自身の行き着いた“正義”がどのように『アンパンマン』に反映されていったのかを説く。

正義のための戦いなんてどこにもないのです。
正義はある日突然逆転する。
逆転しない正義は献身と愛です。

本文から引用した上記がやなせ氏の不動の姿勢なのだと思う。読めば読むほど、ものすごく多面的に物事を捉えられる方だなという印象。一概には言えない立場や考え方を持つ人がいると知っているだけでなく、受け止める大きさがあるからこそ数多くキャラクターが登場する「アンパンマン」という作品が生まれたんだと思う。
優しい柔らかい文体のなかに、強い意志を感じる作品。

レビュー投稿日
2014年6月21日
読了日
2014年6月13日
本棚登録日
2014年6月21日
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