主人公・マモルの祖母は稲荷神社に遣える巫女さん。母を幼く亡くし父は遠洋漁業へ行っているマモルと祖母の家に、守山という大学生が下宿することに。その大学生は実は稲荷神社の神に仕えるキツネだった。マモルは稲荷山の開発を阻止するために守山と活動を始める。
作者が自分の体験で、結局苦節を味わったことを書いているが、そういう住民活動、小学生なら尚のこと無力感湧くだろうな、と思う。これはファンジックな児童書だけど、自然を大切に、ってことを日本的なアミニズムでの視点から説いていて面白かったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
現代小説
- 感想投稿日 : 2019年5月25日
- 読了日 : 2019年5月12日
- 本棚登録日 : 2019年5月12日
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