ローマ人の物語 (8) 危機と克服

著者 :
  • 新潮社 (1999年9月1日発売)
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本棚登録 : 527
感想 : 25

ネロが自死せざるを得なくなってから、五賢帝があらわれる間のばたばたした期間。アウグストゥスの血を受け継ぐことを必要としなくなる過程というか。
ガルバ・オトー・ヴィテリウスのごちゃごちゃはなんだか読んでいてもきつかった‥‥
ヴェスパシアヌスは一応計画的に名乗りを上げた人だったので10年間の治世が続いた。それをついだティトゥスも治世であったが、ポンペイウスの火山とか災害で3年で死んでしまう。その弟ドミティアヌスは執政官経験の不足からかいいのか悪いのかって書かれ方・なぜ暗殺されたのかもよくわからんw妻が奴隷を動かしたってことなのかな?そしてショート・リリーフのネルヴァ。
読んでいてなんともたるい巻でした。塩野さんのタキトゥスへの言い方じゃないけど、塩野さんも「乗っていな」かったんだろうな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史人物
感想投稿日 : 2013年8月14日
読了日 : 2013年8月14日
本棚登録日 : 2013年8月14日

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