又市の物語の締めの一冊……かな。
「西の……」は未読だが、どうやらあちらはスピンオフ的な内容らしいので。
出てくる話、出てくる話、皆どこかで聞き覚えのあるような説話……シリーズの小編ひとつひとつに繋がっているのだから、当然か。
一冊目から再読したくなってくる(笑)。
又市の仕掛けを話のメインに据えておきながら、その実、又市は一度も登場しないという作りが、何ともにくいね。
続編は書かれていないとのことなので、既存の御行話は読み尽くしてしまったということ……が、寂しい限り。
★5つ、10ポケット。
2016.03.24.図。
※「五位の光」は……、遥かに時を越えての、『狂骨の夢』の前日譚か?
京極ファンにはニンマリものだね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史小説・冒険小説
- 感想投稿日 : 2016年3月24日
- 読了日 : 2016年3月24日
- 本棚登録日 : 2016年3月24日
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