船戸与一の初読み。
硬派、ハードボイルド、歴史の弱者……。
独特の語り口と老人の圧倒的に強い意思とに魅せられて……どう考えても悲劇の結末しか待っていなさそうな長編を、とりつかれたかのように読み進めてしまった。
大変面白い作品ではあるが……途中から十分に分かってはいたはずだが……やはり結末が“悲劇”であると不満が残ってしまう、コドモな自分(苦笑)。
というわけで、★4つ、8ポイント。
2013.04.11.了。
……死人のはずの“タランチュラ”と行動を共にしたとは、どういうことか?
……エピローグで描かれた行商人が名乗った“タランチュラ”とは?
…………何を暗喩しての描写か、読み取れなかった(苦笑)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史小説・冒険小説
- 感想投稿日 : 2013年4月11日
- 読了日 : 2013年4月11日
- 本棚登録日 : 2013年4月11日
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