特異家出人

著者 :
  • 小学館 (2010年8月1日発売)
3.24
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本棚登録 : 173
感想 : 28
4

笹本稜平、イイ!

越境捜査の2作、他2冊、に次いで5作目だが、今作をもって笹本さんは、「好きな作家」にエントリー(^-^)v。

アウトローな刑事を描いた「越境捜査」は、キャラ重視のエンタテイメント。「駐在刑事」は、筆者の趣味を盛り込んだ自己満足型警察小説(面白かったけど)。

「偽りの血」は、山岳冒険小説の色濃いサスペンス。

で、今作は………警察組織の裏側を描きつつも熱いドラマが!

や~良かった。
多少のご都合主義も見られるが、やはり最後をハッピーエンドで締めくくってくれるのは嬉しいし。

最後の2ページで1ポイントUP。
★4つ、9ポイント半。
2012.09.20.書。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ(警察小説)
感想投稿日 : 2012年9月20日
読了日 : 2012年9月20日
本棚登録日 : 2012年9月18日

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