【読間】
9分の5くらい時点。
「霊験お初」と「ぼんくら」シリーズの合いの子くらいの、時代劇サスペンスを予想して手に取ったのだけれど・・・
ところがどっこい、パニックホラーというか、怪獣映画というか・・・・な展開に、口があんぐりと開きっぱなし気味に。それでいて、目が離せないくらいに物語に引き込まれている。このまま一気に最後まで読まねば。
※舞台が、故郷の近く♪
【読了】
一気読み・・・ではなかったけれど、心のハマり具合はそれに準じるくらいに、面白く読み終えた。
実は香山藩側の陰謀も何やらかにやらうごめいていたらしい、というのはまあ、よしとしようか。ただし、「伊吉」の正体はもう少しだけでも明かして欲しかったな・・・。
主人公(?)達の語らいでは「公儀の隠密」となっていたが、クライマックス場面で彼が自ら名乗ったところでは、「北の・・・・・」という描写があった。江戸の指名で動くなら「北の」の冠はそぐわない!!!!!
それとも、続編があるのか?
キャラが立ってる登場人物も幾人かおり、上記のように謎を残した者もいるし、続編作ろうと思えば作れなくもなさそう・・・・。
★4つ、9ポイント。
2017.09.25.新。
※ついでに、「霊験お初」の続篇も、読みたいな・・・・と。宮部さん・・・・・。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史小説・冒険小説
- 感想投稿日 : 2017年9月22日
- 読了日 : 2017年9月25日
- 本棚登録日 : 2017年9月22日
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