骨音―池袋ウエストゲートパーク3 (文春文庫)

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本棚登録 : 4864
レビュー : 348
著者 :
hs19501112さん ミステリ(その他)   読み終わった 

【読間】
13~14年ぶりくらいの、再読。
“時代を切り取る”のが持ち味のIWGP、当時の時代を懐かしみながら、一編ずつレビュー。

★骨音★
連ドラ終了後の2時時間スペシャル版の原作だったかと。時事ネタは「ホームレス狩り」かな。
犯人を捉えて“決断”を下す場面……、マコトの提案は至極ごもっともだが、ギタリストくんの懇願を受けてのタカシのジャッジ……、甘すぎる、と思うのは、自分だけかしら?

★西一番街テイクアウト★
話の流れ的には、今回の時事ネタは“連れ出しパブ”かな。
それか、「母が遅くまで働いている母子家庭の子供の夜間徘徊」とか?
いずれにしても、当時の記憶としてはあんまり覚えに無い。
娘を持つ親として、マコトの怒りは100%のシンクロ率で共感。

★キミドリの神様★
今回は、地域通貨。
情報番組で取り上げられてるのを1回くらいは見かけたことがあったかも。
&
知り合いの息子(小4)の国語教科書にて紹介されてたのを読んだ記憶が。
でも、その程度。それだけの記憶。

僕の生活とは一度も交わることなく今に至る。IWGPのネタになるくらいなのだから、きっと一時はずいぶんと注目されたor作中のように悪用する輩が出てきて世間を賑わしたかしたはずなのだろうけど、それらの記憶は一切ない。

★西口ミッドサマー狂乱★
レイヴと新型ドラッグ、かな。
全くもって理解の範疇外のイベントに、初読時にはリアリティーを一切感じられずに読んだ記憶がある。まあでも、IWGPで取り上げられるからには現実にもあるイベントなのだろうけど…という程度の認識。

そんな“レイヴ”、少しだけ前(1~2年くらい?)に、何かの番組でレイヴについて10秒ほど触れられたのを観て「ああ、ちゃんとやっぱり実在するんだ」と思った。IWGPシリーズの中では、最も「好きではない」一編。

【読了】
iモードとか、懐かし(笑)。

クドカンさんの巻末解説が、面白かった。原作のテイストが十二分にリスペクトされつつも、原作とは大いに異なる部分が多々あり・・・連ドラは連ドラとしてのIWGPの世界観が確立されていった経緯がよくわかった。

★3つ、6ポイント半。
2018.03.14.古.再読。
(初読時の印象を★で表すなら、当時は★3つ7ポイント半だったかな)

石田さんの新たな“街モノ”が読みたい。

赤羽とか・・・いかがでしょうか?

レビュー投稿日
2018年3月12日
読了日
2018年3月14日
本棚登録日
2018年3月12日
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