三匹のおっさん (文春文庫)

4.15
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本棚登録 : 13551
レビュー : 1487
著者 :
hs19501112さん 青春・恋愛・人情   読み終わった 

【読間】
(最初のページの十数行目時点。)
有川浩の初読み。

・「三匹のおっさん」たしか連ドラになってたな、
娘が夕方の再放送で観てたらしい。

・人気作家らしい。(三匹の…以外にもいくつか映像化されてたよね)

・(何作目かは失念)石田衣良さんのIWGPシリーズのどれかの巻末解説に寄稿されてた文章が読みやすく面白かったため「いつか有川さんの作品も読んでみるか」とチラりと思った記憶がある。

この3点のみを頼りに、その他の予備知識ゼロでタイトル買い。あえて裏表紙のあらすじ文も読まずに♪
さて、どんなお話なのか、楽しみ。



(35ページ時点)
定年。
息子のデキ婚。
反抗期の孫。
嫁姑バトル。
・・・まだまだ先のことではあるが、身につまされる(苦笑)。「三匹の悪ガキ」改め「三匹のおっさん」結成。
うん、面白くなりそう♪ひとまず安心。





【読了】
いやあ、面白かった。書店で目にする機会は何度もあったのにどうして今まで手に取らなかったのだろう、と後悔するくらい。食わず嫌いってやつだろな。

どこにでもある地方都市という身近な舞台で描かれる、古き良き勧善懲悪。
ややステレオタイプな“世代間ギャップ”を描きつつ、現代の世相もちゃぁんと反映させた世界観。
こういうの、好きだな。

憎まれ口を叩きつつ祖父に一目置いてる孫息子と、親友の娘 早苗との爽やかな恋の進行具合にもやきもきさせられつつ、ほぼ一気読み。

★4つ、9ポイント半。
2018.03.15.古。

一番スカっとした話は、第2話。イラストや第1話の作風からは え? と思うような緊迫した状況からの、少年の活躍と、最後の、道場でのひとコマ。

第4話で、娘の恋に胸を騒がせつ「アイツなら仕方なし」と半分諦めつつも素直になれない“三匹の中でいちばん危ないおっさん”の親心は、他人事には思えない。。。

第3話も、綺麗にまとまったいい話。ただし・・・平成の世に、“宿直の先生”なって制度はまだ残ってるのかしら?公立中学校にドリンクの自販機なんて置かれているものかしら?
フィクションとは言え、その程度のリアリティは考証してほしかったけど・・・。


※今すぐにでも続編を手に取りたいところだが、
(連ドラ2作も作られるくらいだからさらに続編出るかもしれないけど、現時点で刊行済みは2冊?)
完結してしまうがもったいないので、しばらく寝かせよう。

レビュー投稿日
2018年3月14日
読了日
2018年3月15日
本棚登録日
2018年3月14日
2
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