応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)

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  • 中央公論新社 (2016年10月19日発売)
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応仁の乱の登場人物、時代背景、戦乱が起こるまでの経緯などを丁寧に解説する学術書。昔教科書で習ったような足利義政・義尚と義視の家督を巡る争いに、東西両軍が肩入れして乱が拡大したような単純な図式ではなく、3つの政治勢力のせめぎあいが根本にあることが分かった。
著者はあとがきで第一次世界大戦を例に挙げているが、当事者の利害関係が複雑に絡む場合、戦闘の目的は曖昧になり長期化するのは避けられないのではないか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2018年10月21日
読了日 : 2018年9月16日
本棚登録日 : 2018年10月21日

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