ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11)

  • 早川書房 (2010年9月9日発売)
4.05
  • (267)
  • (310)
  • (155)
  • (26)
  • (8)
本棚登録 : 3744
感想 : 260
4

不朽の名作であるものの未読であり
テレビドラマを見て興味を持ち、読んでみた。
ドラマが非常に短く、舞台を日本に焼き直したことを差し引いても
納得出来ないところが多かったからだ。
大部分の疑問はやはり、小説を読むことで解消された。
多少、時代に合わない現代の感覚だと唐突に感じることもあったが
テリーのなんとも言えない魅力とマーロウの心理描写に
非常に惹かれた。
喪失感がなんとも言えず切ない。

訳に関しては色々と言われているので、
機会を得て清水氏の訳本も読んでみたいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2016年2月1日
読了日 : 2016年1月31日
本棚登録日 : 2016年2月1日

みんなの感想をみる

ツイートする