暁のヨナ 41 (花とゆめコミックス)

著者 :
  • 白泉社 (2023年5月19日発売)
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本棚登録 : 562
感想 : 15
4

知り合いと戦いたくないだろうとヴァルの前に立つヨナが強くて優しい。
ヴァルにはこれ以上傷ついて欲しくないが、自分の戦いだからという気持ちも分かる。
ヒッタンが言うとおり「身軽ではない」のに、
簡単にヴァルの味方をするのも難しいだろう。

緋龍城を焼いただけではなく廟の中の物を持ち出すのは
非常に卑劣だ。
ジェハの失言が珍しいし、「四龍のものは四龍で取り返そう」というのが良い。

カジとヨナが合流できたのは良かったものの、
ハクも言っているが一気にバラバラになり
読んでいてハラハラする。
メイニャンを助けに来て騙されたのに、
「そうするように命じられたんだね、可哀想に」
という言葉が出てくるところが優しいなぁと思う。

戦より効率が良いからという理由で人の心を折る方法を
考えるチャゴル。
地雷の成り立ちを初めて知った時のことを思い出した。

ヨナが王家の人間は民の未来の為を考え働くことで
はじめて生きている申し訳が立つ、という考え方をしているのが謙虚だなと思う。
彼女を守る為に飛び出してくるハクも恰好良いが、
その背中を守るヨナもまた恰好良い。
更にスウォンの登場もまた恰好良かった。

敵ながら、チャゴルを抱えて逃げるラーン将軍もまた
恰好良いよなと思う。

鳥の姿だけで読者がスウォンの到着を察することができる構成も良かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック
感想投稿日 : 2024年4月5日
読了日 : 2024年4月5日
本棚登録日 : 2024年4月4日

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