スペードの3

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本棚登録 : 1626
レビュー : 267
著者 :
夢で逢えたら...さん ア行   読み終わった 

作者は男性なのに、どうして女の嫉妬心が解るんだろう?
特に思春期の外見に関するそれは、男性の理解を超えるものだろう。
自分のイヤな所(むつ美で言うと癖毛)が受け入れられず、
この世の終わりかというほど悩んでしまう。
そして自分が欲しいものを持っている人が、羨ましくて妬ましい。
あぁ、かつて通った道だと思う。
むつ美の大変身は正直無理があると思ったが、
この若さでこれだけ女性心理が描ける男性作家は、他にいないんじゃないかな。

最後に、気になったことを一つ。
「桐島」の時は美しいと感じた技巧的な比喩表現が、今回あまりに多過ぎて少々鼻白んだ。
ピリッと印象に残るような、もう少し効果的な使い方があるのでは?

レビュー投稿日
2014年6月4日
読了日
2014年6月4日
本棚登録日
2014年6月4日
3
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