DV男から逃げてきた瑛が、ひなびた商店街のある街で灰色の男から逃げているハーフの少年ニノと出会う。
追われるふたりが、逃げ続けた末に出した結論とは。
メインのストーリーのテーマは重く、深刻なもの。
瑛の問題は、本人の強い意志で解決を見たけれど、ニノの問題は、まだまだ続く様子。
ただ、解決に向けてすすんでいる感じの結末には、明るい未来が見え、ホッとした。
途中途中に挟まれる寓話、
必要なものだとは思うものの、少し読みにくさを感じた。
著者の意図をうまく汲み取れていないのかなと、少し落ち込んでしまう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年11月10日
- 読了日 : 2017年11月10日
- 本棚登録日 : 2017年10月30日
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