神去なあなあ日常

著者 :
  • 徳間書店 (2009年5月15日発売)
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高校の卒業と同時に無理やり送り込まれた山奥の林業の村で暮らすことになった勇気。
見るもの全てが目新しく、驚くことばかりで、いつ逃げ出そうと考え過ごしていた。

勇気の成長が微笑ましい。
本気で逃げ出す、あるいは今どきの子なら病んでしまってもおかしくないほどのそれまでの生活とのギャップ。
そんな心配がなかったからこそ、先生も親も送り込んだのでしょうが。

山男達がみんな魅力的。
彼からによって森の木は多くの手を掛けられて育っていることを改めて知りました。
そして、山に住まわせてもらっているという考え方にジンとしました。

花粉症の私には春の神去のシーンはきつい。
読んでいるだけで鼻がムズムズです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年3月14日
読了日 : 2019年3月14日
本棚登録日 : 2019年2月20日

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