バブル期に名を挙げたネイチャリングフォトグラファーコウキタチバナ。
連帯保証人として大きな借金を抱えることになり、田舎に帰り、借金を返済しながら母と暮らしていた。
母の言葉に背を押され、立花は再びカメラの道に進む。
立花とその周りの人達の連作短編。
皆何かにつまづき、悩んでいる。
シェアハウスを中心に集い、支え合って、それぞれがついていない時期を抜けていくという再生もので、元気を貰えます。
登場シーンは最悪だったけれど、宮川がとてもいい人で、立花のこれからは宮川にかかっているかもとも思いました。
婚活写真を撮りに来た智美の章「甘い果実」は、この本の中では異端でしたが、私は好きでした。
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- 感想投稿日 : 2018年4月4日
- 読了日 : 2018年4月4日
- 本棚登録日 : 2018年3月28日
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