戦後日本で行われたブラジルへの移民政策。
未開の地に降り立った衛藤を待っていたのは、想像を絶する暮らしだった。
そして40年後、東京では日系2世達がある作戦を実行しようとしていた。
以前から気になっていた本。
ただ、著者のハードボイルドな作品には若干の苦手意識があり、手に取らずに来ていました。
もっと早くに読んでおけば良かったと後悔するほど、面白かった。
メインの登場人物がとにかく魅力的で、その行動の緻密さ、人を殺めることの無い復讐劇に、魅了されました。
知らずにいたブラジル移民政策を知ることが出来たことも大きな収穫。
読み終えるのが惜しくなるほど、充実した読書時間でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年12月1日
- 読了日 : 2017年12月1日
- 本棚登録日 : 2017年11月24日
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