高校一年生の想哉は同級生に誘われて経験のない演劇部に入部する。
そんな矢先、元女優の母が、親族でもない病気の男性の最期を看取ると言い出した。
著者の作品の主人公は、いつもさらりとした草食系男子。
主人公の心の動きが短いセンテンスで綴られる作風が好みです。
そして、著者にかかると、元父の弟と再婚した母という設定までもがさらりと書かれ、当たり前の事ようで、その設定にもすんなり入れました。
ひとつの出来事を越えた家族の成長物語、いい出会いでした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年2月15日
- 読了日 : 2018年2月15日
- 本棚登録日 : 2018年2月12日
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