チョコレートの町

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本棚登録 : 381
レビュー : 75
著者 :
taikoさん 小説   読み終わった 

チョコレートの香る故郷の町に、短期間だけ赴任することになった早瀬。
知り合いばかりの小さな町、そこでの暮らしや空気が、自分に合わないと感じて上京したはずなのに、赴任先での仕事をしていくうちに、少しずつ故郷での暮らしに馴染み始めていることに気付く。

良かったです、とっても。
『君は故郷を愛しているかい?』
関東圏で育ち、暮らす自分には、故郷という言葉はあまりピンときませんが、大人になり、やっぱりいいものだなと思える感じは分かる気がします。
登場人物がみんな魅力的。早瀬はゆるくて優しい感じだけど、男気もある。早瀬の彼女沙知、元カノ聡子は、ちょっと気の強い感じが魅力だし、若槻さんに田村君、吉村さん、みんなホントいいんです。

チョコレート工場の責任者高橋君との最後の会話、早瀬の言葉『故郷への思いはそれぐらいがちょうどいいと思いますよ。離れた場所から時々思うぐらいが』に、グッときました。

少し時間を空けて、また読みたいと思える本でした。

レビュー投稿日
2015年7月27日
読了日
2015年7月26日
本棚登録日
2015年5月25日
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