百器徒然袋-雨 (講談社ノベルス)

3.72
  • (430)
  • (258)
  • (830)
  • (6)
  • (3)
本棚登録 : 2735
レビュー : 287
著者 :
茶毘さん 作者五十音:か行   読み終わった 

あくまで外伝。普段のシリーズの空気が好きな人は、それを入念に心に置いてお読みください。
ものすっごい笑いました…!いつもの雰囲気は何処へ、ギャグもいちいち面白く何度も笑ってしまいました。
見処(笑い処)をいくつか。

【鳴釜】
「僕」が依頼した、一話目。
異様に腰が軽い京極堂の、「あ――悪趣味なことを考えてしまった」から始まり榎木津のカマ大暴走を経て幸せな結末という異色。
見処としましては榎さんの赤ちゃん大好きっぷりと榎さんの美貌(笑)に見とれた受付嬢との会話力です。すっごい笑います。
あと鳥ちゃん久しぶりー!となりました。うへぇ。

【瓶長】
木場さんと京極堂の、顔の怖さが大活躍の二話目。
桜田組の木場修太郎って何ですか…もう、面白すぎる。供述が取れた後の木場さんの身の変わりは格好いいです。流石、桜田組(笑)。京極堂辺りはもう劇団入れば良いんじゃないかと思いますね。
回を追うごとに話が面白くなるのですが、瓶長は顔がニヤニヤするのを押さえられなくなりました。

【山颪】
我らが下僕王、関口の登場する三話目。事件としてはすごく辛いものですが、一番笑った話でもあります。
わたしが一番好きなのが、伊佐間くんと関くんの会話。二人とも短文で、続かないのに通じあってる感じがなんとも可愛い。突っ込みがいないのでボケ倒しなんですね。益田が入った瞬間に賑やかになるのも好きです。
あと前二話では榎さんに持っていかれ気味だった京極堂が押してます。いちいち関口の悪口をいう辺りは相変わらずですが、足の痺れた関口の膝を、分かってて触るとか意地が悪い(笑)
面白かったです。


外伝だからこそのこの雰囲気ですが、良いですね!楽しかったです。

レビュー投稿日
2010年11月21日
読了日
2010年11月19日
本棚登録日
2010年11月15日
1
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『百器徒然袋-雨 (講談社ノベルス)』のレビューをもっとみる

『百器徒然袋-雨 (講談社ノベルス)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする