震える牛 (小学館文庫)

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本棚登録 : 2483
レビュー : 371
著者 :
hy343さん ミステリー   読み終わった 

警視庁捜査一課のやや閑職部門にいる警部補のもとに、2年前に起きた未解決事件の洗い直しの仕事が降りてくる。やがて犯人像や、無関係と思われた2人の被害者のプロファイルに疑いが生ずるが・・・というお話。

警察小説と経済小説(企業小説)が最初ちょっと遠いところで交互に展開され、それらがいつしか交差する。その交点に、タイトルである「震える牛」がいる。

イオンを思わせる巨大SC企業が主な舞台で、大資本が通った後に地方の商店街は見る影もなく疲弊するとか、警察組織内の綱引きや学閥の存在、(作中にある「雑巾のような」という形容は極端としても)既に地に堕ちている食の安全・・・などの社会環境が物語の背景となっている。

プロットそのものはよくできているし面白いんだけど、そのプロットを実現するための話運び、せりふ回しがややわざとらしい。そんなこと言うかな? そんな展開になるかな? そんな手口かい、という突っ込みどころが多かった。

レビュー投稿日
2019年6月6日
読了日
2018年6月20日
本棚登録日
2018年6月20日
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