りかさん (新潮文庫)

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本棚登録 : 4624
レビュー : 502
著者 :
hy343さん ファンタジー   読み終わった 

梨木香歩さんシリーズ。

3つの短編からなる本です。

一つ前に読んだ「からくりからくさ」の前後譚で、これも女性の世界の物語ですね。

最初の2編は、主人公ようこ(まだ「蓉子」ではない)が少女で、日本人形の「りかさん」と出会う頃のお話。

寄せ集めの雛飾りを始め、なかなか難しい人形たちの固く絡まった人生?を、ようこがりかさんの力を借りながら解きほぐして行きます。

人形と話をするというのは、ファンタジー、またはスピリチュアルに思えるけど、感じやすい女の子には普通にできることなのかもね・・・と思った。

りかさんと、ようこの祖母・麻子さんがことのほか魅力的。
若い女じゃなくてやっぱおばあちゃん、ベテランの凄みさえ感じます。こういうおばあちゃんにならないと・・・!(男だけど)

3編目は、「からくりからくさ」直後の話。

女性にとって赤ん坊とはどういう存在なのかを描く。男の読者としてはやはり濃厚っていうか、生々しさを感じますねー。

レビュー投稿日
2019年6月4日
読了日
2018年12月26日
本棚登録日
2018年12月26日
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