海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

3.63
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本棚登録 : 22545
レビュー : 1536
著者 :
hyamaさん 小説   読み終わった 

十人十色さまざまな解釈ができそう。

カフカ少年は幼少期から多くの喪失を感じていた。しかし、最後にはそれらを受け入れ、現実を受け入れ、そして新しい世界の一部として生きていくことにしたようだ。かなり受け身な姿勢の覚悟に感じたけど、それがむしろリアルで共感することができた

あの「森」は、永遠性や完全性を持った世界のメタファーだよね(多分)?カフカ少年が現実世界で生きていくことにしたってことは、不完全性を受け入れたとも捉えられる。ある種の不完全性は人を魅了するみたいな話が上巻にあったし、最後のカフカ少年の決心は現実世界の魅力をささやかながら肯定するものだと解釈したい。

レビュー投稿日
2011年2月10日
読了日
2011年2月8日
本棚登録日
2011年2月8日
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