小路幸也さんの「ナモナキラクエン」読了。家族の絆を考えさせられる物語。「楽園の話を、聞いてくれないか」と謎の言葉を言いかけて亡くなった父。残された長男「山」は異母兄妹の「紫、水、明」と離婚した母親をめぐる旅を計画するのだが。。やっぱり小路さんは家族の物語を書くのがうまい!大学生から小学生の兄妹は、それぞれに性格や好みも異なり、言動が楽しい。夏休みの旅の結果、楽園の意味って何だろうと考えていたら、あっという間に読み終わった。意外な結末でしたが、家族の絆を考える良い機会になった。家族小説好きな人はオススメ♪
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
家族
- 感想投稿日 : 2017年11月29日
- 読了日 : 2017年11月29日
- 本棚登録日 : 2017年11月29日
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