小学生の頃よく学校の図書室で借りて読んだ本。久々に読み返したくなったので取り寄せてみた。大草原の小さな家シリーズの番外編にあたる本だけれど、私はこちらが一番好きだった。
もうとにかく食べ物がおいしそうなことと、おいしそうな食べ物のことは大体覚えていることがすごかった。パンプキンパイ、ポップコーン・ミルク、ひとりでにひっくり返るドーナツ、冷たいカエデの樹液、ラードの搾りかすのつまみ食い。たまらん。
全体的に多幸感があるのがまぶしいみたいだった。
あと大人として読み返してみると、この人たちめちゃめちゃ働いている。まあよく働く。
それからお父さんがすごく堅実で含蓄のあることを言う人だったんだな…と感じる。子豚の件は覚えていたけれど、銀行の利息とか農夫の生き方とか、子供に仕事を任せる姿勢とか、こんな感じだったかと改めて。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
子どものときに読んだ本
- 感想投稿日 : 2021年9月21日
- 読了日 : 2016年12月22日
- 本棚登録日 : 2016年12月22日
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