Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y) (新書y 227)

著者 :
  • 洋泉社 (2009年11月6日発売)
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本棚登録 : 2126
感想 : 317
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津田氏の視点でtwitterの特徴や使い方、政治、事件とのかかわり、などを述べた本。

twitterが社会で担う役割を知りたくて購入したが、我が意を得たりという内容であった。
他のSNSとの比較がもう少し欲しかったというのが本音だが、十分一冊で完結しているから、望みすぎというものだ。

筆者の述べるtwitterの特徴というものがわかりやすく伝わった。
twitterの優れたところだけでなく、懸案事項もきちんと述べている。

懸案事項の一つが信頼性の問題だ。
信頼性をいかに確保するかが課題となるという記述があるが、これについて私は、信頼性は現状維持を続けると考える。
信頼性の確保は別のメディアやツールに任され、リアルタイム性重視のツールとなるだろう。
信頼性の確保は時間がかかるし、新たな実装が必要とされる。その方向性はtwitterと違うしね。

おわりに、twitterの活用方法に関する筆者の経験がのっていた。それを参考に、まずはフォロー数300くらいを目指してtwiterの活用をはかりたい。
もうひとつ。ハッシュタグも活用していきたいですね!


追加:
他の人のレビューを見ていると、じゃっかん時代遅れ感があるらしい。
別の新しい本で補いたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年8月31日
読了日 : 2012年8月31日
本棚登録日 : 2012年8月31日

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