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人を助けるとはどういうことか――本当の「協力関係」をつくる7つの原則
- エドガー・H・シャイン
- 英治出版 / 2009年8月7日発売
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もう一度読む。
2019年2月5日
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センスメイキング
- クリスチャン・マスビアウ
- プレジデント社 / 2018年11月14日発売
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デザイン思考に対する攻撃的な姿勢には全く共感することはできないが、AI等のテクノロジー主導による世界観の危うさを訴える書として共感。
人文科学がどういうものなのか、私自身は理解していると思っていないが、今日の経営学でもそれは融合、活かされつつあるようには感じている。
この作品から得たと思える事は、全体に対する完全さというものは、そもそも有り得ないもので、もしそのような唱え方をしている人や理論は疑ってかかった方が良いということ。
2019年1月31日
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共感力 (ハーバード・ビジネス・レビュー [EIシリーズ])
- DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
- ダイヤモンド社 / 2018年11月8日発売
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感想を一言で。「物足りない。」
2019年1月15日
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車いす犬ラッキー 捨てられた命と生きる
- 小林照幸
- 毎日新聞出版 / 2017年4月27日発売
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昨年始めまでの状況が描かれている、車いすを使って元気に過ごす成犬のお話。犬や猫などのペットと人間との関係性や、地方(離島)での暮らしの様子が詳細に描かれている。今年の高校生部門の全国読書感想文コンクールの課題図書でもあるようなので、そこでつつましくも優しく、そして逞しく生きる”家族”の姿のドキュメントを味わってもらいたい。
2018年6月27日
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コミュニティデザインの時代 - 自分たちで「まち」をつくる (中公新書 2184)
- 山崎亮
- 中央公論新社 / 2012年9月24日発売
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社会的課題に向き合い、自分自身も楽しむという姿勢と、第三者であることの重要性を説く著者の考え方と「コミュニティ・デザイン」という仕事に対する姿勢は、大変共感できるものである。本当の「事例主義」を訴えるところもその通りだと思いつつ、そこまで多くの引き出しを持つことは、努力だけで賄うことは難しいだろうなとも感じた。もともとは建築の分野で活躍することを見据えて学び、行動してきたようだが、建築物の中身の重要性を認識するや「コミュニティ」に着目し、福祉や教育にもその知的好奇心と生業を広げていこうとする著者の精力的で旺盛なチャレンジ精神に敬意を表するものである。
それこそ自分に合うように組み合わせをアレンジして、今後の仕事への取組み方とスタンス(理念)を確立する一助にしたいと思う。
2018年7月9日
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読書と社会科学 (岩波新書)
- 内田義彦
- 岩波書店 / 1985年1月21日発売
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約30年前既に世俗を離れた日本の経済学における碩学的存在といえる著者。「現実の”モノ”を読む(知る)ために本を読む。」「読んでも読まれるな。」といった言葉が印象的。内なる【概念装置】は、顕微鏡のような物質的外的装置とは異なり、誰もが自分自身で作らなければ本物とは言えないというような、学問を追求する真の意味を喝破する。本作品も当然30年以上前に記されたものだが、現在でも興味深く読むことができた。惜しむらくは、自身(私)がもう少し若かったら、と思うばかりである。巻末に近い「床屋と外科医」の話は、現代では「診断士と総合シンクタンクフェロー」くらいの話にならないだろうかと妄想するも喩えがよくないか。
2018年7月11日
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漫画 君たちはどう生きるか
- 吉野源三郎
- マガジンハウス / 2017年8月24日発売
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朝から2時間で読了。とにかく「中学生くらいの頃に読んでもらいたい。」と親が思う内容だった。と、よくよく聞くと、うちの親はそうして自分が読んだ後、私が中学生のころ「読みなさい。」と単行本をくれていたが、結局この年まで読まずじまい。その単行本も去年の引越しでブックオフ行。せめて自分の娘達には本との出会い(ホントの出会い)を小さいころから大切にして欲しいと願うばかりである。
2018年5月18日
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WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE. ~現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ~ (NewsPicks Book)
- 佐渡島庸平
- 幻冬舎 / 2018年5月8日発売
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これからが肝心。リアルでない、オンラインコミュニティについてはその存在すらも認識はあやふやだったので、その在り方や作り方についての見識は、とても新鮮なものでした。
2018年5月17日
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小さな会社の儲かる整頓
- 小山昇
- 日経BP / 2017年3月9日発売
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自分の成功体験を土台としてつくられた、整理整頓(5S)の考え方とノウハウ。Q&A方式で読みたいところから読みたいところだけ読むことができる形式は、まさに実務者を向いて書かれていると感じさせてくれるものだった。なかでも一番響いたのは、何事も一気に難しいことができるようにはならない、段階的発展、進歩が大切というような考え方が根底にあることだ。全く共感するもので、経営者として実践してきた重みのある言葉と感じると同時に、私自身が考えていたことは間違っていなかったと思うことができた。
2018年5月17日
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わかる!使える!5S入門<基礎知識><段取り><実践活動>
- 古谷誠
- 日刊工業新聞社 / 2018年2月17日発売
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同じ製造業対象でも、トヨタ方式などのビジュアル感があるものの方が、その他の業種でも理解しやすく、応用も易しいと思う。「叱り」や「躾」についての説明と、そこから読み取れる価値観は、紹介されているツールこそSNSもあり新しさを取り繕っているが、既に"昔のもの"である。というよりも"客観性や具体性に欠ける"ので、読者に伝わりにくいといった方がいいかもしれない。
2018年10月25日
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[図解]トヨタの片づけ
- OJTソリューションズ
- 中経出版 / 2013年11月12日発売
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何回も読み返して(読み返させて)、少しづつ実践していくにはちょうどよいボリューム感。実際には現場において、状況を判断し、知恵を使って応用することがとても大切であることも教えやすい。複数冊を使って、グループ分けした従業員に配り、どこまでやったかできたか、校歌の実感はもてたかなどの比較をオープンで行いながら教育指導していくのもひとつの手だろう。当然その中から、自社固有だが組織で共有すべき優れた工夫や知恵が少なからず出てくるだろう。いずれにしても、中長期的な視点で取り組むことが、5Sを成果として実感させる最良の方法だろう。
2018年6月27日
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イノベーションのジレンマ 増補改訂版 Harvard business school press
- Clayton M. Christensen
- 翔泳社 / 2001年7月3日発売
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原版はもう20年以上前の本だが、全く色あせない「イノベーション・マネジメント」論である。現在この考え方は多くの経営者やその支援者の間では”当たり前”のこととなっていると思う。それもクリステンセン教授のおかげだろう。
いずれにしても、コンサルタントとして今回初めて読んだということは少々恥ずかしくもあるが、読書実績としてしっかりと記録・記憶しておきたい。
2018年4月20日
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AI vs. 教科書が読めない子どもたち
- 新井紀子
- 東洋経済新報社 / 2018年2月2日発売
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子どもの教育のために、今後のRSTの開発・普及状況、進展について注視していきたい。
2018年4月25日
尊敬している人物と言い続けているガンジー。実際の著作物は、何を隠そう、読んだことがなかった。彼の思想の本質をしるために、すべての著作と人物評の書物を読んでいきたい。
2018年1月30日
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神になりたかった男 徳田虎雄
- 山岡淳一郎
- 平凡社 / 2017年11月22日発売
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徳之島に関わる者として、知っておくべきことが多く書かれていた。これからもっともっと、島の人、自然、文化について学んでいきたい。
2018年2月1日
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なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる
- ロバート・キーガン
- 英治出版 / 2017年8月7日発売
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ここに紹介された組織文化、風土、しくみを持つ集団が、学習し続ける理想の組織であると位置づけ、プロコンとしての活動に繋げておきたい。
2018年2月14日
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死すべき定め――死にゆく人に何ができるか
- アトゥール・ガワンデ
- みすず書房 / 2016年6月24日発売
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医療ジャーナリストの村中璃子氏推薦の図書ということで読んでみる。ノンフィクションの物語の中で、終末期医療、介護の問題を個別にリアルに描いている。素直に読み進められ、且つ今後の医療福祉政策を推し進めていく際の根本となる、重要な考え方に触れられた気がする。それぞれ医師の家庭の話もでてくるので、とても説得力がある。
また機をみて読み返したい。
2018年1月28日
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謙虚なコンサルティング――クライアントにとって「本当の支援」とは何か
- エドガー・H・シャイン
- 英治出版 / 2017年5月17日発売
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プロコンとしてのバイブル。少なくとも現在自分が持っている仕事観と最もマッチする考え方。こういう議論を仲間内でしたことはないが、おそらくこれまでの同業他者が、このような感覚と価値観をもって業務に取り組んでいるとは聞いたことがないので、それだけでも差別化になると言える。
いずれにせよ、今後もこのスタイルでやり続けられるのか(していくのか)、検証(実験)しながら貴美を目指したい。
2018年1月17日
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なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか?
- フィリップ・デルヴス・ブロートン
- プレジデント社 / 2013年9月20日発売
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営業とは確かにそういうものだろう。それでも社会科学的知見を駆使してより優れたユニバーサルな手法を追求するというそれこそ”姿勢”は無駄なものではないだろうとも思う。
「理想(目標)」「やる気(モチベーション)」「姿勢(態度)」この3つの重要性と、”営業=人生”(セールスと人格は不可分)であることは今後のコンサルティング、支援活動において常に念頭に置いておきたい。
2017年10月14日
山崎朗氏が編著者という複数の人が書く構成となっているが、研究的要素が強すぎて実際の自身の行動に影響を与えるレベルにはならないと感じる内容だった。これは、私のレベルが低いということでもあると思っている。本のタイトルはとても魅力的なものなので、ここにある内容が自身の中でしっくりくるくらいの経験と知見をこれから積み上げていき、改めて本書を読んでみたい。
2017年10月12日
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研修開発入門---会社で「教える」、競争優位を「つくる」
- 中原淳
- ダイヤモンド社 / 2014年3月7日発売
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今後何度も読み返すことになりそうな貴重なマニュアル本になりそう。実際の業務として、CDや講師をしたことはないが、人材開発・能力開発・人材育成・従業員教育の分野でコンサルタントとしての力を発揮していければと考えているので、よい入門書ともなった。
2017年10月12日
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縮充する日本 「参加」が創り出す人口減少社会の希望 (PHP新書)
- 山崎亮
- PHP研究所 / 2016年11月15日発売
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様々な分野で、人々の「参加」を視点にした社会の将来・未来の見通しを述べる著者は、非常に能力の高い人物だと感じる。特にその読書量には感服する。将来の見通しの話であるため、推論・仮説での説明がほとんどだが、土台がしっかりしている安定感がある。
私にはコミュニティデザインというものが何たるかはまだよく理解できないが、「楽しむことが大切」という考え方、価値観には大いに賛同するというか同意見である。様々な地域で”まちづくり”の支援を行っているようなので、これまでの実績や今後の活動にも注目してみたい。
左よりの思想は、私にはとても心地よい。
2017年10月12日
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勉強の哲学 来たるべきバカのために
- 千葉雅也
- 文藝春秋 / 2017年4月11日発売
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アイロニーとユーモアでは、ユーモアを優先するという考え方が、自分との親和性を感じさせてくれた。年齢的にはひと昔前の世代の著者である。興味も全く別の所にあると感じていたようなタイプの人もこのように感じるのかというところが、今回の爽快な読後感に繋がっているんだと思う。
2017年8月4日