カストロの尻

3.26
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本棚登録 : 112
レビュー : 11
著者 :
なーさん 2017/08   読み終わった 

スタンダールが化けて出て来そうなタイトルですが。

相変わらずの、無駄に詳細でダラダラと続く、確信犯の紋切り型表現の羅列。やったらカッコ書きと脱線の多い、活字なのに何故かのたくる筆跡が見えてしまう、我らが金井美恵子の文体は健在であ〜る。
コレが目で追えるだけで楽しく、正直内容は何でもいいんだけど、うだるような真夏の昼下がりに応えられません〜堪らんわーと、ええ、だいぶM入ってますw。

と言いつつも、谷崎「鍵」の老人が「数え年56歳」って、衝撃!後期高齢者ど真ん中、って印象しかない〜汗。

大岡昇平の「石原慎太郎の瞬き(パチパチ)」も笑える〜

まあでも、シリアスな会話中に、「うずちゅう(渦中)」とか「こくい(酷い)」とか言われたら、吹き出さない自信はないわ、私。人でなしと呼んで〜。

最後の「小さな女の子のいっぱいになった膀胱について」。やったら前置きが長いが、そうか、森茉莉か。。。この文章を読んだ笙野頼子の反応が見たい。

韜晦抜きの「あとがきにかえて1・2」が一層魅力的。
日本堤の喫茶店って、「バッハ」だろうか。しかし、サラッと出てくる「パナマ・ドンパチ・ゲイシャ」って、名前もインパクトあるけど、100g5000円なりの高級豆じゃないか〜

レビュー投稿日
2017年8月30日
読了日
2017年8月30日
本棚登録日
2017年8月30日
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