虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

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本棚登録 : 11541
レビュー : 1547
著者 :
なーさん 2011/03   読み終わった 

ジョン・ポールがなぜこういうことを始めたのか?

いやあ、腐ってるわあ、この人。
しかしま、その動機に思い至らなかった、
自分の善良さをよしとしたいところ。

本領は主人公の葛藤かな。
戦場での殺人と本人の意志っていう。
しかし、メタにデリケートなところ・・・

これ、書かれたのが2007年。
作者は1970年代生まれなんで考えにくいですが、
10年前、20年前、戦地経験者が
今より沢山いらした時期に発表されていたら。

現実問題として、今70代後半以上の年齢の方が
この作品読むことは考えにくいですが、
翻訳されて海外の戦地経験者の目に触れる機会とか・・・
日本だって将来的には憲法改正の可能性がないでもなし・・・

この作者に与えられた時間の短さは
こういうテーマを選ぶ性向と
あながち無関係ではなかったのかも。

レビュー投稿日
2016年11月3日
読了日
2011年3月3日
本棚登録日
2016年11月3日
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