ゲームの王国 下 (ハヤカワ文庫JA)

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本棚登録 : 198
レビュー : 25
著者 :
ijimenairisuさん  未設定  読み終わった 

SFだとかSFでないだとか、ジャンル分けは正直どっちゃでもよい。「こういう話が書きたいんや…」という作者の熱量に圧倒される。しかし、万国びっくりショー(お若い方はご存知ないか?)並の奇人変人が続々と登場し、しかもこれがカンボジアというちょっと謎めいた土地柄のせいか(笑)妙に存在感というか説得力というかがあってだ、メチャメチャなんだけど迫力満点だった前編と比べると、後編は少々考えすぎというか、散漫な印象がある。正直必要性がよくわからない登場人物もでてくるし、視点がとっ散らかった感が否めない。主人公ムイタックの兄ティウン(個人的には一番共感できた人物)から見た世界がもっと見たかったかな。
そして何より、結末の付け方、というか結論というかには不満がある。正直青臭いし、ありきたり。だが、それを差し引いても読後は大満足である。

レビュー投稿日
2020年3月3日
読了日
2020年3月3日
本棚登録日
2020年3月3日
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