江戸開城 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1987年11月26日発売)
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感想 : 12
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2017.6.11
実は徳川家に対し、最も過激だった西郷。ただ、勝海舟、山岡鉄舟との下交渉により、江戸市民の命が一番大事である、内戦による混乱に乗じた外国からの侵略を避けるべき、と戦争回避派に回る。実は、最初からそういう考えだったのかもしれない。
また、パークスの、敗れた将、降伏した将を殺す勝将はいないという指摘にも感化され、
最後は、彼自身の敬天愛人の精神で、江戸無血開城を導いた。
それに対する反対派もおり、権力闘争は続くが、彰義隊を壊滅させ、江戸の治安を安定させた。

この時代にありながら、海外情勢への洞察、何が一番大事か、そして、人間的な優しさ、
学ぶべきものが沢山ありました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年6月11日
読了日 : 2017年6月11日
本棚登録日 : 2017年6月11日

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