<オーリエラントの魔導師>シリーズとは異なる、新しい世界での物語。
とはいえ、著者の作り出す圧倒的な異世界の説得力は健在。
<オーリエラントの魔導師>とは、なんとなく全体の空気感が違っていたように思う。
陰鬱な描写や重苦しい感じは、<オーリエラントの魔導師>でもあった。
たぶん、主人公の感じが違っていたのかなと思う。
正直なところ、あれ?と思わざるを得なかった。
それでも、それだからこそ、終盤の展開が素晴らしかった。
これは、<オーリエラントの魔導師>と同じ読後感。
これでこそ乾石智子作品、と思わせてくれた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年11月13日
- 読了日 : 2018年3月16日
- 本棚登録日 : 2018年11月13日
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