変えていく勇気 日本代表であり続けられる理由

著者 :
  • 文藝春秋 (2014年12月12日発売)
3.59
  • (5)
  • (13)
  • (6)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 93
感想 : 13
4

ミーハーだから読んでしまったが、意外にいい。
遠藤のサッカー、ついにJAPANから外れるのかもしれないのだが、ここまでにJAPANに呼ばれた期間の長さからも、そのプレースタイルからも、何を考えてチームに入っていたのか?監督によっての違いもあってどうなんだろうと、思っていたところが書かれていて、面白く読み終えれた。特に、岡田監督(今は今治でチームオーナーされているらしいが)との対談が最後にあるが、早く指導者になれよとも言われていたから、そろそろそっちを目指して、JAPAN引っ張ってもらう時がきてもいいのかなと。。

目次をあげておきます。
文はすごくいいというわけではないが、葛藤もありつつ色んな監督と、いろんな選手とうまくやってきてる感じ、そういった内容が、結構面白いですよ。

変えていく勇気
日本代表であり続けられる理由

目次

プロローグ

1998~2002日韓ワールドカップ
スタート


カルロス・レシャック監督の衝撃/プロ初ゴール後の苦い思い出/フリューゲルス消滅/ワールドユース準優勝で得た自信/トルシエ基準への戸惑い/シドニー五輪での屈辱/自己分析力の身につけ方

2002-2006
ドイツワールドカップ
チャレンジ

チャンスを掴んだパラグァイ戦/コンフェデ杯で得た教訓/海外組を優先したジーコ/ドイツW杯、戦う雰囲気作りの難しさ/オーストラリア戦で実感したW杯の恐ろしさ/ドイツW杯で日本代表に足りなかったもの

2006~2010
南アフリカワールドカップ
進化

オシムさんからの課題/「あえて流れを止める」/代表で生き残るために必要なこと/岡田さんの目指したチーム/「最終選考」試合における心理的影響/岡田さんの決意と覚悟/W杯初ゴールの重み/徹底した体調管理と環境の良さ/自分たちの戦いに徹したパラグアイ戦/守備的な戦いの限界

2010〜2014
ブラジルワールドカップ
熟成
自分たちのスタイルを大切にするザッケロー二監督/ブラジルの圧倒的な強さ/新しい攻撃パターンの必要性/W杯の常連国、イタリアの底力/組織と個の兼ね合いについて/コンフェデ杯での収穫/セルビア戦の意味/ザッケロー二監督への提案/ベラルーシ戦での実験的な試み/オランダ、ベルギー戦、後半出場の理由/オランダ戦で得た新たな攻撃パターン/反省を踏まえてどう進歩するか/目標設定の重要性/本田と香川の不安要素/W杯メンバーから見えたザックの覚悟/不安がつのる失点の内容/W杯メンバーから見えたザックの覚悟/不安がつのる失点の内容/自分たちの力を100%発揮できれば勝てる
2014.6/14-6/24 ブラジルワールドカップ
勝負
コートジボワール戦前夜/難しいW杯になる予感/
不完全燃焼だった初戦/衝撃的な逆転負け/W杯には流れがある/
ギリシャの術中にハマった/真司のスタメン落ち/自分たちとの戦いに負けていた/
ザックとの話し合い/ピッチに立てなかったコロンビア戦/
世界の舞台での経験不足/痛感させられた「個」の差
エピローグ
【特別対談】
岡田武史×遠藤保仁
勝負に徹するか、スタイルを貫くか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年5月24日
読了日 : 2015年5月24日
本棚登録日 : 2015年5月4日

みんなの感想をみる

ツイートする