これが実体験というのがすごいです。
でも、壮絶な体験をしっかりコメディーに昇華しているのが、本作の素晴らしいところです。
デフォルメされた画風も生々しさが出過ぎず、読みやすくしている気がします。
2025年3月22日
- AIにはできない 人工知能研究者が正しく伝える限界と可能性 (角川新書)
- 栗原聡
- KADOKAWA / 2024年11月8日発売
- 本 / 本
- 購入する
他のAIの本よりも、Aポジティブな面だけでなく、ネガティブな面も書かれていました(AI自体よりも社会へ及ぼす影響について)。
特におもしろかったのが、日本と欧米の自立型AIの捉えた方の違いです。
欧米があくまでも「道具」として捉えるところを日本では「パートナー」として捉える風潮が強いとのことで、例として『ドラえもん』などを挙げているのがわかりやすかったです。
2025年3月16日
- AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)
- 小林雅一
- 講談社 / 2015年3月19日発売
- 本 / 本
- 購入する
実は間違えて買った本でしたが、AIを理解するうえで、とても参考になる本でした。
AIにおいて「言語生成」が確立される前の本であり、もともとはAIとはなんだったかについて書かれています。
歴史の話もおもしろかったですし、最後の方に書かれていた人間の本質に迫る部分も興味深かったです。
2025年3月15日
- 生成AIで世界はこう変わる (SB新書 642)
- 今井翔太
- SBクリエイティブ / 2024年1月7日発売
- 本 / 本
- 購入する
生成AIが社会をどのように変えるかについて、技術的な面だけでなく、文化や法律関係の話まで、深い話が書かれていました。
研究者が書かれた本ですが、一般の人にも伝わるように、わかりやすく書かれています。
2025年3月9日
- 灯台へ (新潮文庫)
- ヴァージニア・ウルフ
- 新潮社 / 2024年9月30日発売
- 本 / 本
- 購入する
難しかったです。
詩的な表現の魅力、作者が試みた人称や時空の融解という試みは理解できましたが、「おもしろい」と言えるまで、私には読解力がありません。
きっと「理解する」ものではなく、「感じるもの」なんでしょうね。
2025年3月2日
- 仕事が爆速化する! Claude Perplexity Glasp NotebookLM 使いこなし術
- AIビジネス総研
- 宝島社 / 2025年1月20日発売
- 本 / 本
- 購入する
AIの最新技術について、わかりやすく解説されていて参考になりました。
特定のアプリケーションに偏らず、やりたいことによって、いろんなものがあることを網羅的に教えてくれます。
2025年3月1日
- ChatGPT時代の文系AI人材になる AIを操る7つのチカラ
- 野口竜司
- 東洋経済新報社 / 2023年10月4日発売
- 本 / 本
- 購入する
AIの活用に必要そうな知識について、一通り書いてあり、参考にできそうです。
実際に使ってみないとわからないことも多く、使いながら読み直す機会がありそうな本です。
2025年2月23日
- なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書 1212)
- 三宅香帆
- 集英社 / 2024年4月17日発売
- 本 / 本
- 購入する
めちゃくちゃおもしろくて、いっきに読んでしまいました。
「労働」と「読書」の関係を歴史から紐解き、現代の働き方、のみならず人生への向き合い方について、独自の見解が述べられています。
仕事だけでなく、趣味やその他のことも含めて、「全身全霊」でやらないという考え方に、とても共感できました。
2025年2月16日
- Casa BRUTUS (vol.299 2025年3月号) (月刊誌)
- マガジンハウス
- マガジンハウス / 2025年2月7日発売
- 本 / 雑誌
- 購入する
図書館や書店の特集でした。
「紙のメディアはもう終わる」と言われるようになってずいぶん経ちますが、こうして魅力的な図書館や書店が新しくできているのを見ると、この先もずっと紙の本も生き続ける気がします。
建物もそうですが、「モノ」として存在しているのが、紙の本の強みだと思います。
2025年2月16日
- オーケストラの職人たち (河出文庫)
- 岩城宏之
- 河出書房新社 / 2023年11月7日発売
- 本 / 本
- 購入する
クラシックコンサートの裏方のお仕事について書かれたエッセイです。
この本を読まなければ知り得ないような、いろんなプロの裏方がいるのが興味深かったです。
特に印象に残ったのは、楽器の運搬をする運送会社の話です。
戦後間もない頃に、日本に招聘された外人の音楽家が、近所の小さな運送会社に運搬を依頼したのがきっかけで、その業者がノウハウを培うことになったという話がおもしろかったです。
2025年2月15日
- FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学 (河出文庫)
- ジョー・ナヴァロ
- 河出書房新社 / 2012年12月6日発売
- 本 / 本
- 購入する
アメリカ人が書いた本なので、文化の違いもあるだろうと思い、読みはじめましたが、そういったことを念頭に置いて書かれているので、なんの問題もありませんでした。
しぐさは脳が自然とさせているもので、こういう時には、このしぐさをしがちというのが、おもしろく納得できました。
この本を読んでから、以前よりも人の動きをチェックするようになりましたが、脚を組む姿勢の人がいかに多いか驚かされました。
2025年1月31日
- 蝉しぐれ (文春文庫)
- 藤沢周平
- 文藝春秋 / 1991年7月10日発売
- 本 / 本
- 購入する
「海坂藩」という架空の藩が舞台になっていると知って、「設定が細かいのかな」と敬遠していました。
いざ読んでみると、難しいことは何もなく、歴史のことを知らなくても楽しめる時代小説になっていました。
とにかく、主人公のキャラクターに好感が持てますし、仲間たちも個性があって魅力的です。
かなりせつない描写も出てきますが、それがあるからこそ、いい時の描写も引き立っています。
2025年1月30日
- 追跡・「夕張」問題 財政破綻と再起への苦闘 (講談社文庫)
- 北海道新聞取材班
- 講談社 / 2009年4月1日発売
- 本 / 本
- 購入する
夕張の財政破綻は有名ですが、実情については詳しく知りませんでした。
炭鉱がなくなり、観光路線に移行してからの巨額投資が影響して、破綻したとのことです。
人口の減少、公的機関の脆弱化、医療の問題など、住んでいる人たちのことを考えると胸が詰まるような気持ちになりました。
今の夕張がどうなっているのかも気になります。
2025年1月18日
- 1954 史論―日出る国のプロレス (G SPIRITS BOOK)
- 小泉悦次
- 辰巳出版 / 2024年9月20日発売
- 本 / 本
- 購入する
知らなかった黎明期のプロレス史について詳しく書かれており、とてもおもしろかったです。
日本のプロレスは、アメリカのプロレスだけでなく、相撲や柔道、浪曲などの演芸がミックスされてできたら文化というのが意外でした。
2025年1月5日
- われはロボット 決定版 (ハヤカワ文庫SF)
- アイザック・アシモフ
- 早川書房 / 2004年8月6日発売
- 本 / 本
- 購入する
短編集で、連作短編まではいかないですが、同じ世界の違う年代の物語が展開します。
それぞれにおもしろさが異なり、個人的にはロボットが自我に目覚める『われ思う、ゆえに』が好きでした。
ミステリー的な仕掛けのあるものもあって、最後のオチにハッとさせられるものもあります。
2024年12月28日
- BRUTUS (2025 1/1・15) (隔週刊誌)
- マガジンハウス
- マガジンハウス / 2024年12月16日発売
- 本 / 雑誌
- 購入する
まだまだ知らなかった坂本龍一の情報をたくさん知ることができました。亡くなってからも、さらに更新し続ける情報があるのがすごいです。
人脈や影響を与えた分野の幅広さにも圧倒されました。
2024年12月20日
- 古代オリンピック 全裸の祭典 (河出文庫)
- トニー・ペロテット
- 河出書房新社 / 2020年1月8日発売
- 本 / 本
- 購入する
古代オリンピックがどのように開催されていたか、臨場感も含めて伝えられています。
現代では考えられないような「狂気」の部分も含めて、おもしろい内容でした。
(例えば、タイトルにもあるように、古代オリンピックでは、選手が全裸で競技に出場していた)
2024年12月15日
- Pen(ペン)2025年1月号[特集:細野晴臣と仲間たち]
- ペン編集部
- CCCメディアハウス / 2024年11月28日発売
- 本 / 雑誌
- 購入する
細野晴臣の最新情報がわかる興味深い内容でした。
こんなにたくさんの若い世代の人たちからも支持されているのはすごいことです。
2024年12月8日
- 三の隣は五号室 (中公文庫)
- 長嶋有
- 中央公論新社 / 2019年12月19日発売
- 本 / 本
- 購入する
時代の違う同じ部屋で過ごした住人たちの日常を魅力的に描いた作品でした。
私たちが日常生活で感じているけれど、取り立てて誰に話す機会もないような事柄が詰まっていて、それが作品になっっているのがすごいです。
2024年11月16日
- 人形草紙あやつり左近 (4) (ジャンプC)
- 小畑健
- 集英社 / 1996年1月1日発売
- 本 / マンガ
- 購入する
殺人事件のエピソードが続きますが、そんな中に人情噺のような短いエピソードも挟んでいて、新しい方向性を打ち出しています。
ここで連載が終わったからこそ、良かったのかもしれませんが、当時はもっと連載が続いてほしかったです。
2024年11月16日
- ペンギンたちの不思議な生活 海中飛翔・恋・子育て・ペンギン語... (ブルーバックス)
- 青柳昌宏
- 講談社 / 1997年1月1日発売
- 本 / 本
- 購入する
ペンギンの生態や歴史について詳しく書かれていて興味深かったです。
写真や図版が豊富なのもいいです。
2024年11月16日
- 人形草紙あやつり左近 (3) (ジャンプC)
- 小畑健
- 集英社 / 1996年1月1日発売
- 本 / マンガ
- 購入する
紫陽花の色で死体の場所がバレるというのは、すごく覚えています。
キャラクターや世界観もさることながら、トリックもおもしろいです。
2024年11月10日
- 人形草紙あやつり左近 (2) (ジャンプC)
- 小畑健
- 集英社 / 1995年1月1日発売
- 本 / マンガ
- 購入する
最初の方は一つの事件が完結するまでに多くの和数を費やしていましたが、「左近からくり変化の章」は3話で完結していて読みやすかったです。
ネコを使ったトリックは残酷ですが、おもしろく感じました。
2024年11月10日
- 人形草紙あやつり左近 (1) (ジャンプC)
- 小畑健
- 集英社 / 1995年1月1日発売
- 本 / マンガ
- 購入する
10代の頃、『ジャンプ』に連載されていたのをリアルタイムで読んでいました。
何度読んでも世界観やキャラクターがいいです。
2024年11月9日