家族の違和感・親子の違和感: 精神科医が読み解く「幸・不幸」

著者 :
  • 金子書房 (2010年3月1日発売)
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本棚登録 : 59
感想 : 6

さすが、多くの例を見てきた医者だけあって、うまいこと言うぜ。
自分の家族はオンリーワンだから、ついつい特別視してしまうが、よく似た例はたくさんあって、起こる問題もありがちなんだということ。そういうことに気付いて客観視できることが、脱泥沼のカギだという気がする。

木琴の話と海の話、じんときてしまった。似たような経験があります。それは幼い頃の話で今はもうそういうナイーブさは卒業してしまったけれど、年齢が大きくなってから同じようなことで悩む人は、心の風疹みたいなもんで、けっこう辛いんだろうな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2013年12月17日
読了日 : 2013年12月17日
本棚登録日 : 2013年12月17日

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