日本を愛した植民地 南洋パラオの真実 (新潮新書)

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本棚登録 : 66
レビュー : 11
著者 :
2nd Hornさん 日本人として必要なこと   読み終わった 

一次史料・二次史料や、戦前・戦中のパラオを知る人々へのインタビュー記録を基に、当時の様子が描かれている。本新書の形態になるまでに2本の研究として、その成果がアメリカで公表されている。個人的には、貴重な史料の存在を知ることができ、また図書館で手に取ることができた。パラオはリゾートやダイビングで有名だが、それ以外の面では紹介される機会はそう多くはなかった。ただ最近では天皇皇后両陛下が同国をご訪問される等、これまでと異なった形で注目をされている。改めて関心を持つ人が増える中で、本書の役割は大きいと感じる。路面電車やバスが走り、旅館やレストランがたくさんあった当時の様子をこの目で見てみたかった。一つおもしろい知見を挙げるとすれば、「役人」の存在が、パラオ人を含めたそれ以外のグループで結びつけたと指摘している点がある。また、アメリカの「動物園」政策、zoo theory の事実を説明した本書の意義は認められるべきと考える。

レビュー投稿日
2015年10月23日
読了日
2015年10月23日
本棚登録日
2015年10月23日
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