緩慢な自殺というべきか無言の抵抗というべきか。あらゆる要求を拒否するバートルビーの姿、言動には何かしら考えさせられるものがある。
そして漂流船、超一級のサスペンスではなかろうか。
読み手の先入観を巧みに利用した手に汗握る展開と、
固定された視点による後味の悪い結び。
一度読んだだけで心にひっかかって残ってしまう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年12月30日
- 読了日 : 2018年12月30日
- 本棚登録日 : 2018年12月30日
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